ヒント

  1. リズム
    幅の広い QRS 波が不規則に速く打っています。QRS 波の手前にはハッキリした P 波はなさそうです。心拍数は約 150/ 分ほど。
  2. P
    ハッキリした P 波がありません。
  3. PQ
    P 波がないので読めません。
  4. QRS
    QRS 波は幅が 3 目盛( 0.12 秒)あまり。V1 の QRS 波をみると多くが small R deep S パターンを呈しており、この S 波のために QRS 幅が広くなっているようです。左側胸部誘導( V5 ~ V6 )では Q 波を認めません。
  5. Axis
    肢誘導の QRS 波で、上向きと下向きの成分の大きさの差が最も少ないのは aVF 誘導です。

    今回の心電図は QRS 波の幅が正常上限を超えて広くなっていることから、心室の異常興奮(正常の刺激伝導系を逸脱した興奮)と判断できますので、ST-T や QT に関しては所見を拾っても意味がありません。